STREAM Hall 2019
昨日、Aiバリアフリーペダル「bFaaaP(ビーファープ)」のプレゼンで、玉川大学工学部を訪問した。研究室のある「STREAM Hall 2019」は、今まで訪ねた他の工学部の大学と違った。所々に彫刻があり、ギャラリーがありと、「異分野融合の学びを育む場」のメッセージを感じられた。
https://scrapbox.io/files/66982410d84f0b001dba3a34.png
「日々の研究を、学問としての価値に留めておくのではなく、社会に実装していくこと」先生の話すAiの話は私には難しいものだったが、この話には深く共感した。そうだ。できるだけたくさんの人に、いやたった一人でもいい、誰かを喜ばせることが、研究の価値なのだろう。
https://scrapbox.io/files/66982422575908001c322b81.png
そして私はこの逆向きなのだと感じた。私の日々の建築の仕事は、まずはそこで暮らす家族さんに喜んでもらうことが目的だ。これが私にとっての「社会に実装していくこと」だ。そして仕事の中から、次の世代の建築家に引き継いでもらうための「学問としての価値」を書き記そうとしている。
https://scrapbox.io/files/66982436e0a287001c1eb472.png
「STREAM Hall 2019」を覆うアルミルーバーは、日射と自然通風のコントロールという役割を担う。ルーバーには風を通す穴がいくつもあけられていた。玉川大学の理念、全人教育の6つの価値「真、善、美、聖、健、富」を意味する、モールス信号がデザインのモチーフになっていた。
https://scrapbox.io/files/66982450938401001c8abd25.png
「トトトツー ト トツート トト ツー トツー トトト、VERITASってなんだ?」空を見上げ独り言をつぶやく不審者の脇を、放課後の学生たちが通り過ぎて行った・・・
異分野融合の学びを育む場「STREAM Hall 2019」を建設中です(玉川学園)